11日から13日の3連休は、市内各地で秋祭りの行事が行われました。その形は様様です。初日の11日の夕方は高蔵寺商店街秋祭りに参加しました。楽市楽座・テント模擬店・キッチンカーが公園の中に並び、多くの人で賑わいました。沖縄エイサーの音楽で会場を盛り上げます。私は早めに出かけ、キッチンカーで美味しいものを先にゲットしておきました。
2日目の12日には地元大留下の秋祭りで、神事から参加しました。昔からの秋祭りは五穀豊穣を氏神様に感謝し、この地域の平和を祈ります。子どもたちが演奏するお神楽のBGMに合わせて、宮司様が祝詞奏上を読まれ、玉串奉奠を行いました。朝の式典を終えてからお昼に島ごとのお神輿が公園に集合し、町内を練り歩きます。子どもたちの「棒の手」で、お祭りが最高潮に盛り上がりました。
地元で挨拶した後は、すぐに下条町の八幡社へ移動です。町民皆様の無事安泰と益々の繁栄を祈願する大祭が行われました。小さなお子さんからお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんとご家族皆さまが揃って参加されていました。が、今、少子化でこのような伝統ある町内行事がピンチです。後継者をどう育てていくか、行事が継続できるのか、課題がたくさんあるようです。
連休最後の13日は伊多波刀神社「例大祭」と勝川「馬之塔」に参加させていただきました。伊多波刀神社は「流鏑馬」が行われ、迫力ある演技が披露されます。私は毎年、練習時にしかお邪魔できないのですが、それでも走る馬の上から的に向かって矢を放つその姿に圧倒されます。出られる方のご家族皆様が見守る中、何度も練習されていて、見事的に的中されていました。
その後、勝川の「馬之塔」に向かいました。この「馬之塔」は古くから尾張・西三河で行われており、この勝川でも安政之場道具が存在していたそうです。伊勢湾台風で途絶えていたそうですが、平成元年に復活し現在に至っています。飾り馬3頭で、勝川地区を練り歩く行事で、その出発式にお邪魔させていただきました。子どもたちのお神輿や大人の皆さんで盛大に盛り上がっていました。